コト助くん
コトハちゃん
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トリカブトといえば、毒性があることで有名な花です。
でも、その花言葉の中には素敵な言葉があったりもします。まぁ、半分は毒がある花らしい怖い意味もありますけど。
さて、トリカブトには一体どんな花言葉があるのでしょうか。
というわけで今回はトリカブトの花言葉と由来、トリカブトのについてなど紹介していきます!
トリカブトの花言葉の怖い意味!
まずは、比較的良い意味のトリカブトの花言葉からです!
トリカブトの花言葉は、
- 騎士道
- 栄光
- 美しい輝き
- 人嫌い
- 厭世家(えんせいか)
です。
んー、中にちょっと分かりにくい言葉がありますよね。
これを簡単に言い換えると、
厭世家…何かと言うと、すぐに悲観的になる人。世の中を儚く思う人。
騎士道…「親切心、誠実、崇高な行い、勇気、高潔、寛大さ、信念」など、中世ヨーロッパの騎士道精神の事を指すでしょう。
また、中にはちょっと怖い花言葉も存在しているんですよ!
怖い花言葉
トリカブトの怖い花言葉は、
- 復讐
- 敵意
- 死
- あなたは私に死を与えた
です。
どうですか?
ちょっと怖い意味ですよね!
これついては、このあと紹介する花言葉の由来を見ていただければ、なぜ怖い意味なのか?わかると思いますよ!
他にも、西洋にトリカブトの花言葉があります。
西洋での花言葉は、
- chivalry(騎士道)
- Knight-errantry(武者修行)
です。
武者修行が新しく出てきましたね。
これについては各国を回るという意味ではなく、
「知識・技能・精神力を得て己の資質を高める」
を意味すると思われます。
さて、トリカブトの花言葉は良い意味と悪い意味がありましたよね!
これにはちゃんと由来が存在します!
なので次は、トリカブトの花言葉の由来をチェックしていきましょう!
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トリカブトの花言葉の由来
騎士道・武者修行の由来
この花言葉は、トリカブトは花の見た目から別名「ヘルメットフラワー」と呼ばれて由来には、この兜が関係しています。
この兜が、西洋の映画などで出てくる騎士のをイメージさせる事が由来と考えられています。
武者修行は、騎士道を守って技を極めるため鍛錬している姿が由来。
栄光・美しい輝きの由来
これも先ほどの騎士と関係しています。この花言葉は、騎士がもたらす栄光が由来。
騎士というのは王や民衆を護り、女性や子供など力の弱い者達を優先して助ける存在とされています。
戦があれば戦士としても戦い、国や名誉を守る事もあり、協会に帰依する事もあります。
つまり、聖なる力というイメージからこの花言葉が付いたんですよ!
人嫌い・厭世家(えんせいか)
先ほどまでは、トリカブトが兜に見えたから騎士関係の意味が付いたんでしたよね。
しかし、この「人嫌い」という花言葉の場合は、修道士のずきんに見えた事が由来。
修道士は授業中に、世間の情報や人達に触れる事が禁止されています。なので、世間のことも知らないし、人と関わるのも避けています。
つまり、トリカブトの花=修道士のずきんに似てるから、人を避ける修道士と連想して人間嫌いになった。
また、厭世家もこれが由来だと考えられていますよ!
復習・敵意・死・あなたは私に死を与えたの由来
この怖い意味を持つ花言葉には、トリカブトの特徴が大きく関係しています。
それはトリカブトが持つ毒性。
昔は、トリカブトの毒が医療に使えないか?と様々な実験が行われ、研究者や被験者が亡くなった事があった。
この事から「死」を連想される言葉が多いのはこれが由来。
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また、トリカブトが暗殺や復讐で、毒を盛るのに使われた経緯があるのかもしれません。
さて、トリカブトの花言葉と由来を見てきました。
でも、そもそもトリカブトがどのような植物なのかご存知ですかー?
次に、トリカブトの特徴もまとめているので一緒に見ていきましょう!
トリカブトとは、どんな花?
この花は、紫、白、ピンクなどの花を咲かせ、全体に強い毒を持っているのが特徴。
◆トリカブトについて
- 科名と属名…キンポウゲ科トリカブト属
- 原産地…北半球の温帯
- 開花する時期…8月~10月
- 市場に出回る時期…7月~9月
- 誕生花…7月19日、7月25日
トリカブトの別名!名前の由来は?
トリカブトの名前は、舞楽などで使用される鳥兜という物に、似ている事が由来です。
他にも、鶏の鶏冠(とさか)に似ていることが由来という説もあります。
日本では別名兜菊(カブトギク)と呼ばれています。
また、トリカブトを英語では
- Monkshood(修道士のずきん)
- Helmet flower(兜の花)
と呼ばれているんですよ。
やっぱり、これも花の見た目が由来となっているようですね〜。
トリカブトの毒の恐ろしさ…
「トリカブト=毒」と思われる方が多いですよね。
それもそのはずで、トリカブトは少しの量で致死量に達するほどの危険な毒なんです。
毒は花や茎にもあり、植物全体に毒思っていようです。
中でも根の毒が強いと言われています。
手を怪我していると、その傷からトリカブトの毒が入るから危険だと言われているほどです。
しかし、薬は時に毒になると同じように、トリカブトも毒を弱める処理をして、漢方として使われることもあります。
トリカブトとギリシャ神話!逸話は?
トリカブトはギリシャ神話で出てくるほど昔から知られている植物です。
ギリシャ神話では、トリカブトは地獄の番犬ケルベロスのよだれから生えてきたという伝説があります。
また、狼男伝説にも関係があると言われているそうです。
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また、魔術の女神ヘカテーを司る花とされてることもあり、ヨーロッパでは庭に植えてねはいけないとされてるそうです。
コト助くん
昔の人々は、色々な話で毒から遠ざけようとしていたのかもしれませんね。
まとめ
コト助くん
- 騎士道chivalry
- 栄光
- 美しい輝き
- 人嫌い
- 厭世家(えんせいか)
- 復讐
- 敵意
- 死
- あなたは私に死を与えた
- Knight-errantry(武者修行)
- 騎士道・武者修行:トリカブトの別名「ヘルメットフラワー」と呼ばれるように、見た目が兜に似ています。この兜が騎士のつけるものに似ていることから、騎士道という花言葉になった。また、武者修行は騎士道を守り、技を極めるため鍛錬している姿が由来。
- 栄光・美しい輝き:この花言葉は、騎士がもたらす栄光が由来。騎士は昔から国を守る象徴されている事から、栄光や美しい輝きと連想されたことが由来。
- 人嫌い・厭世家(えんせいか):トリカブトの花が、修道士のずきんに見えた事が由来。修道士は修行中に、世間の情報や人達に触れる事が禁止され、人と関わるのも避けています。なので、「トリカブトの花=修道士のずきんに似てるから、人を避ける修道士と連想して人間嫌い」となりました。また、厭世家もこれが由来。
- 復習・敵意・死・あなたは私に死を与えた::これはトリカブトが持つ危険な毒が由来。毒は当然体に害をなす物なので、ネガティブな怖い花言葉になりました。
やっぱり、毒がある花ということで半分は怖い花言葉でした。
しかし、怖い花言葉はダメだけど、他の意味は結構身にしみる言葉が多かったですよね。
コト助くん
そうだね。清く正しくいきていきたいものです。