ヒヤシンスの花言葉の由来となった神話!

本と眼鏡
- 悲しみ・悲哀・スポーツなど
ヒヤシンスの花言葉の多くは、とある神話が元になって付けられました。
では、どのような物語が由来となっているのでしょうか。
あるところに、それはそれは美しい美青年ヒュアキントスがありました。
ヒュアキントスは大変美しい青年だったため、太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスに寵愛を受けることになりました。
※寵愛…立場が上の存在に特別に可愛がられること。
しばらく経つと、ヒュアキントスも太陽神アポロンに心を惹かれるようになりました。
2人は仲良くなり、ある日彼とアポロンが円盤投げをして遊んでいると、その2人のラブラブな風景を見た西風の神ゼピュロスは、嫉妬にかられ『意地悪な風』を起こします。
風の影響で円盤軌道が変化してしまい、ヒュアキントスの頭に円盤が当たり、大量の血を流して死んでしまいました。
すると、その血から紫のヒヤシンスの花が咲いた。
という神話が花言葉由来です。
他の花言葉の多くもこの神話が元になって付けられた言葉といわれています。
また、紫色のヒヤシンスに付けられた謝罪系の花言葉は、神話を元に考えるとゼピュロスの気持ちの表れなのかもしれませんね。
こうやって物語を知ると、赤いヒヤシンスの嫉妬もゼピュロスの気持ちと言えるでしょう。
まとめ
最後に、ヒヤシンスの花言葉をおさらいしていきましょう!
コトハちゃん
ヒヤシンスの花言葉
- スポーツ(sports)
- ゲーム(games)
- 遊び
- 悲しみを超えた愛
- rashness(無分別)
色別の花言葉
- 白いヒヤシンス:控えめな愛らしさ、心静かな愛、loveliness(愛らしい)、I’ll pray for you(あなたのために祈ります)
- 赤いヒヤシンス:嫉妬、play(遊び、競技)
- 青いヒヤシンス:変わらぬ愛、constancy(不変、節操)、sincerity(誠実)
- ピンク色のヒヤシンス:お淑やかな可愛らしさ
- 紫色のヒヤシンス:悲しみ、悲哀、初恋のひたむきさ、I am sorry(ごめんなさい)、sorrow(悲しみ、悲哀)、please forgive me(許してください)
- 黄色いヒヤシンス:あなたとなら幸せ、勝負
ここまで見てきたヒヤシンスの花言葉の中に、あなたが気に入った花言葉はありましたか?
もし、ヒヤシンスを見かけることがあったら、今日ご紹介した言葉を思い出してみてくださいね!