鬼灯の花言葉の由来と日本
欺瞞・偽り・ごまかし
この花言葉には、色々な説や推測があります。
まず、鬼灯の大きくな袋に身が詰まってると思って、開けると中に小さい身が入っている事です。
つまり、
「期待したのに、中身が少ない!」
って感じです。
こういうのっていきてると結構ありますよね〜。ネットの写真は良かったのに、実際店に行くと…笑
なので、「騙された!」→「偽り、欺瞞」などの花言葉になったという考え方。
それと同じく、鬼灯の「小さい実を大きく見せるように見た目を偽ってる様にに見える」こととも考えられます。
ちなみに、西洋での「ごまかし」は、さくらんぼと鬼灯なら見た目が似ている事から、この花言葉になったと言われているんですよ。
「ラッキー、サクランボだ!」
と思ったのにって考えると、たしかに騙された気になってしまいます。笑
まぁ、実際に鬼灯とさくらんぼって、全然いてないと思うのは私だけじゃないですよね?
不貞・浮気・偽りの恋
この恋愛に関する花言葉は、先ほどの由来を恋愛に当てはめただけだと思います。
花言葉の文化って、恋愛と強く関係しているので、「偽りや欺瞞」を恋愛に変換して、「浮気・偽りの恋」と昼ドラチックな花言葉になったんじゃ無いでしょうか。
半信半疑・不思議
この花言葉は、鬼灯には毒が含まれてるけど、薬にも使われていることから「半信半疑」。
つまり、
「どっちなんだい!」
って気持ちの表れも考えられます。また、不思議という花言葉もこの特徴が由来かもしれませんね。
毒なのに薬って不思議ですから。
心の平安
これも先ほどの、薬として利用されていることが関係していると考えられています。
薬があるだけで安心感ってありますからね。
以上が、鬼灯の花言葉で由来と言われているものです。
これで「なんで怖い花言葉が付けられているのか?」に関して、少しスッキリしたんじゃないでしょうか。
それに花言葉の由来を知っておくだけで、その花の特徴がある程度わかるっていうのも面白い。なので、花言葉とセットで由来を覚えておくだけで花の知識は結構上がります!
花言葉の由来で鬼灯のことはある程度わかったともいます。
実は、この鬼灯って結構昔から日本で認知されていて、平安時代から書物に名前が残っているくらい身近な花だったんですよ。
昔は「鬼灯って字じゃない」って話もありますからね~。
せっかくなので次は、鬼灯の名前の由来と日本文化との関係について掘り上げて、お伝えいきたいと思います。
鬼灯の花名の由来と日本文化
鬼灯という名前の由来には諸説あります。
- 遊んでいる子供の赤く染まる頰から「頰突き」
- カメムシ(ホホ)が、付きやすい植物だから「ホホツキ」
などが名前の由来として有名な話です。
鬼灯が出てくる文献としては、あの有名な「古事記」が最も古い様です。
その内容としては、首が8つある八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の赤い目の事を鬼灯と表されて、記述されているみたいです。
ただ、その時は「アカカガチ」と表記されていたらしいんですよ。
他にも平安時代に、日本最古の「本草和名」という薬に関する本でも登場しています。
そこでも名前は鬼灯ではなく、「酸漿(さんしょう)」という名前だった。
どうですかー?
鬼灯って日本の歴史的にも、結構馴染み深い植物という事なんですよ。
コトハちゃん
コト助くん
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