コトハちゃん
コト助くん
コトハちゃん
コト助くん
じゃあ、安心して花言葉を見ていけるよ!
パンジーってよく見ると本当に横顔に見える花びらがあるんですよ。
実は、この「花弁の形が顔に似ている」ってことがパンジー全体や色ごとの花言葉に大きく関係しているので、私にはこういう顔に見える!って想像しながら見ていくと面白いと思います。
というわけで今回は、パンジー全体や色別の花言葉や、付けられた花言葉の由来についても詳しく掘り下げて見ていきましょう!
パンジーの花言葉が怖い!
まずは、色や種類関係なく「パンジー全体を指す花言葉」をチェックしていきましょう!
色別の花言葉を忘れても、全体を知っておけばいいですからね。
パンジー全体の花言葉は、
- もの思い
- 私を思って
です。
また、あまり有名では無いけど、「門の所でキスをして」って花言葉もあります。
これはパンジーの側弁が向き合ってるからついた言葉です。
以上がパンジー全体を指す花言葉なんですけど、見たらわかる通り全然怖い言葉は入ってませんね。
ちなみに、このあと紹介してる色別の花言葉や由来が怖いってこともありませんよ!
コト助くん
コトハちゃん
さて、色別の花言葉を見る前に西洋で使われる、英語の花言葉もチェックしておきましょう!
西洋での英語の花言葉
西洋での花言葉は、
- think of me(私を思って)
- memories(思い出)
- merriment(陽気さ)
となっています。
日本でも使われている花言葉と同じものもあるけど、最後の陽気だけラテン系みたいな感じになってますね。
ただ、西洋で伝わってるパンジーの話って恋に関するものが多いんですよ。
これは後半の「パンジーの花言葉の由来」でいろいろお伝えしていますが、恋のキューピッドやシェイクスピアも関係していたりします。
昔の西洋で恋人に贈る花としても有名。
コトハちゃん
パンジーの花言葉を色別で!
白いパンジーの花言葉
さて、心理学でも「純粋や潔白な印象」を与える白色の花には、一体どんな花言葉があるのでしょう。
白いパンジーの花言葉は、
- 温順(おとなしく、素直)
- 心の平和
西洋での花言葉
- thoughts of love(愛の思い)
となっています。
やっぱり白色には、赤のような情熱的な印象じゃなくて大人しく無垢な印象になってますね。
先ほどの全体の意味と比べると、白いパンジーの花言葉は内向的に見えます。
コトハちゃん
コト助くん
では、次は紫色のパンジーを見ていきましょう!
紫色のパンジーの花言葉
紫のパンジーの花言葉は、
- 思慮深い
- 愛の使者
- 揺るがない魂
- 誠実
西洋での花言葉
- You occupy my thoughts(あなたのことで頭がいっぱい)
です。
花の見た目もそうだけど花言葉も全体的に大人っぽい感じですね。
さっきの白いパンジーがなんだか若く見える。
ただ、「愛の使者」って言葉がついてるのが個人的にめちゃくちゃ気に入ってます。
なぜなら、「自分の恋より誰かの為に頑張って、恋のキューピッドになろう!」って思いを個人的に嫌いじゃないです。
この後も、まだまだ色別の花言葉があるので、あなたが気にいる言葉も見つけたらメモしていって下さい!
黄色いパンジーの花言葉
黄色いパンジーの花言葉は、
- つつましい幸せ
- 田園(田舎、故郷)の喜び
西洋での花言葉
- remembrance(記憶)
です。
この色の花言葉を見て余ってしまったのは、黄色の元気なイメージと違って、「おばあちゃんが田舎の古民家で幸せに過ごしてる姿」が頭に浮かんでしまった。
コトハちゃん
コト助くん
でもおばあちゃん関係ないかもしれないじゃん!
コトハちゃん
青いパンジーの花言葉
青いパンジーの花言葉は、
- 純愛、誠実な愛
です。
実は、青色って純愛を意味するというキリスト教の教えがあるんですよ。
あなたも結婚式でブーケや会場の飾りなので、青い花を見かけたことがあるんじゃないでしょうか。
なので、青いパンジーにもそのような言葉が用いられているのかもしれませんね。
赤いパンジーの花言葉
赤いパンジーの花言葉は、
- 思い出
- 思想(心に思い浮かんだこと・考え)
- 物思い
です。
赤といえば「情熱的な愛」のようなイメージを持たれている方が多いですよね。
でも、パンジーの場合は他の花に比べると、少し落ち着きを感じさせる「花姿と花言葉」が付けられていますよね。
アプリコット(オレンジ)のパンジーの花言葉
アプリコットやオレンジパンジーの花言葉は、
- 天真爛漫(無邪気で明るい)
- 無実・潔白
- 楽しい気分
です。
オレンジ色のパンジーは、色のイメージ通りの花言葉で構成されてますよね。
色の系統が近い黄色いパンジーと似た雰囲気だと感じた人も多いんじゃないかと思います。
黒やピンク色パンジーの花言葉だけナシ?
パンジーは色が豊富なので、ここまで紹介した色に加えて、黒やピンクなどがあります。
だけど、今のところかの二色には花言葉が付けられていないようです。
いつかこの二色のパンジーにまつわるいい話が生まれて、そこから花言葉が新たにできるかもしれませんよ。
それは、何年後の話かはわかりませんが。
さて、ここまでパンジー全体や色別の花言葉を見てきましたよね!
どれも素敵な言葉ばかりだったけど、これらが
「一体どうやって付けられたのか?」
って気になりますよね!
なので次は、パンジーの花言葉の由来を一緒に見ていきましょう!
パンジーの花言葉の由来は?
全体から色別まで見てきて多かったのは、「考え・思考」と言った花言葉でしたよね。
実は、これには理由があって、
- パンジーの花の模様が人の顔に似ていること
- 8月ごろになると物思いにふけるように花が傾くから
となっています。
この理由からパンジーの名前はフランス語の「思想(パンセ)」から来ています。
だから、パンジーの花言葉にはこの「思想」と似たニュアンスのものが多いと言うわけです。
パンジーの花言葉は他にも恋や愛関係の言葉がありました。
次は、その由来となってる物語を紹介していきたいと思います。
恋や愛関係の由来
ある日、春の野原にキューピットが降り立った時に真っ白なスミレを見かけます。
その綺麗なスミレに、心を揺さぶられたキューピットは「人々に愛を伝えて!」と思い、スミレに三回の口づけをしました。
すると、スミレには天使(キューピット)の顔が現れ、白が三色の色をつけました。そしてパンジーが誕生したと言う神話。
※この時、恋のキューピットの矢が当たったと言う話もあります。
キューピットといえば、「恋のキューピット」と言うので恋愛関係の言葉も多いわけですね。
また、昔から西洋ではパンジーと恋の力があると考えられていました。
◆パンジーの豆知識
有名な作家シェークスピアの「真夏の世の夢」という作品に、「眠っている女性にパンジーの花の汁を垂らして飲ませると、その女性は目を開けて最初に見た男性を好きになる」という話が出てきます。
先ほどのキューピッドの話から来ているといわれ、パンジーには特別な恋の力が宿っているのではないかと思われていました。
もうひとつは、バレンタインにパンジーを恋人に贈るというヨーロッパの習慣の話です。
バレンタインデーの元となる聖バレンタイン。
彼が投獄された際に「私を忘れないでください」という恋人宛てのメッセージと共に、牢獄の窓際に咲いていたスミレをハトに託しました。
この言い伝えが元となって現在の習慣が生まれました。
こうしてパンジーは、恋愛の重要なシーンに度々登場してきたのです。
皆さんにも、馴染みのあるバレンタインデーの習慣が、パンジーと関係していた可能性があるって驚きじゃないですか?
それにシェイクスピアの作品にも登場。
コト助くん
最後に今回の内容を簡単にまとまたので、一緒におさらいしていきましょう!
まとめ
コト助くん
- もの思い、私を思って
- 門の所でキスをして
- think of me(私を思って)
- memories(思い出)
- merriment(陽気さ)
- 白いパンジー…温順(おとなしく、素直)、心の平和、thoughts of love(愛の思い)
- 紫のパンジー…思慮深い、愛の使者、揺るがない魂、誠実、You occupy my thoughts(あなたのことで頭がいっぱい)
- 黄色いパンジー…つつましい幸せ、田園(田舎、故郷)の喜び、remembrance(記憶)
- 青いパンジー…純愛、誠実な愛
- 赤いパンジー…思い出、思想、物思い
- アプリコット・オレンジパンジー…天真爛漫、無実・潔白、楽しい気分
最後に花言葉をまとめて思いましたが、全体的に幸せな気持ちが詰まった言葉が多かったですね。
誰かに花を送りたいときは、パンジーの花束を贈るのもいいですね!