トリカブトとは、どんな花?
この花は、紫、白、ピンクなどの花を咲かせ、全体に強い毒を持っているのが特徴。
◆トリカブトについて
- 科名と属名…キンポウゲ科トリカブト属
- 原産地…北半球の温帯
- 開花する時期…8月~10月
- 市場に出回る時期…7月~9月
- 誕生花…7月19日、7月25日
トリカブトの別名!名前の由来は?
トリカブトの名前は、舞楽などで使用される鳥兜という物に、似ている事が由来です。
他にも、鶏の鶏冠(とさか)に似ていることが由来という説もあります。
日本では別名兜菊(カブトギク)と呼ばれています。
また、トリカブトを英語では
- Monkshood(修道士のずきん)
- Helmet flower(兜の花)
と呼ばれているんですよ。
やっぱり、これも花の見た目が由来となっているようですね〜。
トリカブトの毒の恐ろしさ…
「トリカブト=毒」と思われる方が多いですよね。
それもそのはずで、トリカブトは少しの量で致死量に達するほどの危険な毒なんです。
毒は花や茎にもあり、植物全体に毒思っていようです。
中でも根の毒が強いと言われています。
手を怪我していると、その傷からトリカブトの毒が入るから危険だと言われているほどです。
しかし、薬は時に毒になると同じように、トリカブトも毒を弱める処理をして、漢方として使われることもあります。
トリカブトとギリシャ神話!逸話は?
トリカブトはギリシャ神話で出てくるほど昔から知られている植物です。
ギリシャ神話では、トリカブトは地獄の番犬ケルベロスのよだれから生えてきたという伝説があります。
また、狼男伝説にも関係があると言われているそうです。
たしかに、毒がある理由にはぴったりですね!
コトハちゃん
また、魔術の女神ヘカテーを司る花とされてることもあり、ヨーロッパでは庭に植えてねはいけないとされてるそうです。
コト助くん
まぁ、毒があるなら庭に植えちゃーダメだよね!
昔の人々は、色々な話で毒から遠ざけようとしていたのかもしれませんね。
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