コトハちゃん
コト助くん
キンセンカの花言葉って検索すると、再生って出てくるのよ。
コトハちゃん
コト助くん
花言葉で再生?
どういう意味で再生っていう花言葉がついてるんだろう?
今回は、キンセンカの花言葉についてのお話です。
よく、庭先で見かける黄色いやオレンジ色のお花。
「キンセンカ 花言葉」と検索すると、「再生」という言葉が出てきますが、ちょっと怖くも感じてしまいますよね?
実際、どういう意味があるのか、解説したいと思います。
キンセンカの花言葉は?
キク科で、ガーベラのようなマリーゴールドのような花、キンセンカ。
本当に再生という花言葉があり、どんな意味を持っているのでしょうか?
キンセンカの花言葉は・・・
- 別れの悲しみ
- 慈愛
- 乙女の姿
- 静かな思い
- 失望
- 嘆き
すごく悲しいイメージのあるキンセンカの花言葉ですが、どういう由来があるのか、見ていきましょう。
キンセンカの花言葉の由来
キンセンカの花言葉は、ギリシャ神話に出てくる話に由来するといわれています。
太陽神である「アポロン」に恋した、水の精「クリティ」。
でも、すでに恋仲であった「アポロン」と王女「レウコトエ」の仲に嫉妬してしまう「クリティ」。
「アポロン」と「レウコトエ」の仲を引き裂こうと、「レウコトエ」の父に告げ口をし、怒った父は「レウコトエ」を生き埋めにして殺してしまうんです。
そこでやっと我に帰った「クリティ」は、自らの行いを悔い、9日間という長い間、「レウコトエ」が埋められた地面を掘り続け・・・最後はその失望・静かな思いをそっと胸に「アポロン」を見つめます。
その状態で「クリティ」は、キンセンカに姿を変えてしまった・・・というお話があります。
「アポロン」への想い、「レウコトエ」への申し訳なさ、自分の行いに対する懺悔から、このような花言葉になったというわけです。
キンセンカの花言葉は、英語にしても
- 「grief」(悲嘆)
- 「despair」(絶望)
- 「sorrow」(悲しみ・悲哀)
という日本語と同じ意味があります。
コト助くん
でもさあ、再生って意味はなくない?
ちょっとどうして「再生」っていう言葉が出てくるのか、再生について調べてみたの。
コトハちゃん
キンセンカ 花言葉 再生と出てくる理由は?
キンセンカの花は、目で見て楽しむだけでなく、薬としての効果もあるといわれています。
その中でもカレンデュラ・オイルといって、花びらを植物油に浸してそのまま塗ったり、蜜蝋にプラスして、カレンデュラ・クリームとして使うことで皮膚を「再生」する効果があるといわれているんです。
コト助くん
再生。
さっきのギリシャ神話。
コトハちゃん
確かに、キンセンカには、皮膚を再生するという効果があるといわれますが、嘆きや失望・静かな悲しみや乙女の姿には、再生を願う「クリティ」のわずかな希望もあったのかもしれませんね。(推測ですが)
ちなみに、キンセンカによく似た花「マリーゴールド」にはどのような花言葉があるのでしょう?
キンセンカに似たマリーゴールドの花言葉は?
黄色いマリーゴールドの花言葉は、
- 健康
- 下品な心
オレンジ色のマリーゴールドの花言葉は、
- 予言
- 真心
アフリカンマリーゴールドの花言葉は、
- 逆境を乗り越えて生きる
フレンチマリーゴールドの花言葉は、
- いつも側に置いて
レモンマリーゴールドの花言葉は、
- 愛情
といったように、色や種類によって違いました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
関連記事:マリーゴールドの花言葉は怖い!英語や色別で13の意味を紹介
まとめ
コトハちゃん
- 別れの悲しみ
- 慈愛
- 乙女の姿
- 静かな思い
- 失望
- 嘆き
ここまで見てきたキンセンカの花言葉の中に、あなたが気に入った花言葉はありましたか?
もし、キンセンカを見かけることがあったら、今日紹介した言葉を思い出してみてくださいね!