杏の名前の由来って?英語や別名!
杏の漢字は、木に実がついてることを表し、「口」を木についた実を指します。
そう言われると、杏のという字が実を付けた木に見えて来ませんか?
以上が杏の由来になっています。
たしかに、だんだん杏の字が実を付けた木に見える!?
コトハちゃん
また、杏というと、杏子って書いてるものもありますよね。これは中国の漢名で「杏」は木を「子」は実を表しています。
ちなみに、杏の別名はアプリコットや「唐桃(からもも)」ということがありますよね。
杏を英語で言うと、「Apricot blossom(アプリコットブラッサム)」と言います。
アプリコットは「陽が当たって早く熟した」という意味で、ラテン語のアプリカスが転じたものだと言われています。
ブラロッサムの方は、木に咲く花のことを指す言葉。
桜だったら、チェリーブロッサムみたいな事ですね。
実は、杏って暦にも使用されているって知ってましたか?
これは一般的には別の言い方をするけど、本当は杏も暦の中に入っているんですよ!
◆暦(こよみ)にも杏があった?
月には異名や別の言い方ってありますよね。
- 12月だったら師走(しわす)
- 1月だったら睦月(むつき)
などです。
2月といえば如月(きさらぎ)というのが一般的ですよね?
実は、2月の別の言い方として、杏月(きょうげつ)というものが存在してるんです。
これは2月に杏の花が咲く時期だから付けられています。
まとめ
コト助くん
じゃあ、さっそく杏の花言葉や由来を一緒におさらいしていこう。
まとめ
- 臆病な愛
- 早すぎた恋
- 乙女の恥じらい、乙女のはにかみ
- 疑い・疑惑
- timid love(臆病な愛)
- doubt(疑い)
- distrust(疑惑)
まとめ
- 「乙女のはにかみ、恥じらい」と「早すぎた恋」:この花言葉は、杏の咲く時期が由来。杏は桜とは名が似ているけど、桜より咲く時期が早くて、はにかんでいる様に見えたからつけられました。「乙女の恥じらい」も桜より早く咲いて、「私だけ早く咲いちゃった!」と乙女が恥ずかしがった姿を重ねて付けられたようです。
- 疑惑・疑いこの花言葉は、中国にある「李下に冠を正さず」という故事が由来。これは「木下で冠直してると、木の実を取ろうとしてると疑われるよ?だから、やめときな!」という意味。これはスモモの事を指している言葉だけど、混同して杏の花言葉に「疑惑・疑い」になったと言われています。
- 臆病な愛この花言葉は分かっていないけど、杏が桜に似ているけど「自分は桜じゃないけど愛してもらえるだろうか?」という風に感じたから付けられたと考えられます。
めちゃくちゃ良い意味って言葉は、正直な所ありませんでしたねー。
女の子と名前で「杏」って使われることが多いけど、やっぱり花言葉が良いから付けたわけじゃなさそうですね。
杏は薬に使われてたから、「誰かのために何か出来る人になって欲しい」ってことなんだね~
コトハちゃん
そうだね。
花の名前を付けるときは花言葉から考える事が多いけど、杏の場合は特徴を上手く表現してるって事だね!