牡丹の花言葉の由来
- 王者の風格・富貴
この花言葉は大きく薄い花びらが何枚も何枚も重なり、丸くまとまった姿。
ドシッとした貫禄と見た目から漂う豪華さなどから付けられた花言葉になってます。
- 人見知り・恥じらい
この花言葉は、花びらが中心を見せないように丸くなっている花姿が、恥ずかしがっているように見えたからなのでしょうか。
コト助くん
コトハちゃん
先ほどから、「牡丹、ボタン」と言ってきましたよね。
でも、そもそもなぜ牡丹という名前になったのか知ってますか?
牡丹の名前の由来は?

牡丹
花名が牡丹になったのは、原産国の中国の「牡丹」を音読みしてボタンとなりました。
この「牡」の意味はオスのことを指していて、雄しべや雌しべが花びらになることが由来。
また、「丹」は赤色を意味する言葉なんですよ。
牡丹といえば色は様々あるけど、昔から基本的に牡丹=赤色という事だったんです。
名前にちゃんと意味があったんですねー。
適当につけてるものと思ってたら、性質とか色とかをちゃんと考えてつけられた名前。
コトハちゃん
牡丹といえば、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」のように、美人を表す時に使われる言葉があります。
なので、今回の牡丹と合わせて「芍薬と百合の花言葉」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
世の中のものって、正式な名前と違った言い方の別名って結構ありますよね?
例えば、エアコンをクーラーみたいな感じ。
これ牡丹にも、めちゃくちゃあるんですよ!しかも、すごい名前がついてるものもありますからね〜。
さて、どんな別名だと思いますか?
コトハちゃん
牡丹の別名は15以上!?
花は同じ花でも別名がついてることが多いですよね。
牡丹の別名もたくさんある
◆牡丹の別名
- 富貴草
- 富貴花
- 百花王
- 花王
- 花神
- 花中の王
- 百花の王
- 天香国色
- 名取草
- 深見草
- 二十日草(廿日草)
- 忘れ草
- 鎧草
- ぼうたん
- ぼうたんぐさ など
の15種類です。
ざっと挙げましたが、これ以上に別名は存在するそうです。
この中でも「花王」と「花神」は、原産地の中国で花の豪華さと気品が、他を圧倒するから別称されています。
国には国花という国を示すような花があるのはご存知ですか?
日本では「菊、桜」が国花になってます。
実は、この牡丹もある国の国花の候補になった事があるんですよ!
ここまで見てきたら大体予想できるあの国のことです。
牡丹は国花の候補になった?
さて、牡丹はどこの国花候補だったんでしょうか?
それは、
中国の国花の候補だったんです!
実は、1929年まで牡丹が国花であったとも言われているんです。
でも、政府が公的に認めていたわけではなったんです。そして当時の中華民国政府は梅を国花と定めました。
そのときの候補に挙がっていたのが、牡丹を含めた蓮、菊、梅、蘭などだったそうです。
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