コトハちゃん
コト助くん
コトハちゃん
沈丁花の花言葉は、意味合いがバラバラなのが特徴。
でも、中には一般的とされる花言葉ものもあるので、そちらを覚えておけば大丈夫ですよ!
他にも花言葉の由来には、2つの神話が関係してるのでチェックしてくださいねー。
というわけで今回は、沈丁花の花言葉と由来となった神話、沈丁花の別名や和名などを、詳しくお伝えしていきますね〜!
沈丁花の花言葉と由来!
沈丁花の花言葉は、色々あって種類がバラバラなのが特徴なんですよ。
では、さっそくどんな花言葉なのか紹介していきますね〜。
沈丁花(ジンチョウゲ)の花言葉は、
- 不死
- 不滅
- 永遠
- 不老長寿
- 栄光
- 歓楽
- 歓迎
- 青春の喜び
- 楽しみ
- 優しさ
- 大人しさ
- 甘美な思いで
- 信頼
- 自然美
の12個になります。
また、花言葉がヨーロッパでの文化なので、英語での表記も合わせてチェックしていきましょう!
西洋での花言葉
西洋での花言葉は、
- glory(栄光)
- immortality(不死、不滅)
の2つになります。
ちょっと、種類が違い意味合いがバラバラな花言葉になっていますよね。
コト助くん
コトハちゃん
コト助くん
んー、そうですね。
この中で一般的な花言葉とされて言うのが、不死や不滅、永遠など「終わりのない」という意味のになると思いますよ!
何を持って一般的というかによるけど、一番知られている花言葉とするならさっきの花言葉かな〜。
コトハちゃん
沈丁花の花言葉の由来は?
まず、紹介する花言葉の由来は、「不死」「不滅」「永遠」の3つです。
これは沈丁花の特徴である、一年中緑の葉っぱをつける常緑植物なことが由来です。
つまり、
「枯れずに葉がある=不滅、不死、永遠」
となりますね。
また、これと同じ意味の「不老不死、不老長寿」なども、これと同じと考えて良さそうですよ。
こうやって花に付いた花言葉の由来を知ると確かに、植物の特徴に通じる部分があります。
この意味や由来から考えると、両親にプレゼントするのにはオススメかもしれませんね。
では、次にもう1つの由来を紹介見ていきますね〜。
沈丁花は学名で「Daphne odora(ダフネ オドラ)」と言います。
この名前の「ダフネ Daphne」は、ギリシャ神話に出てくる女神ダフネの事なんですよ。
実は、このダフネとアポロンという神々のある物語も、沈丁花の花言葉には大きく関係しています。
では、どんな話なのかさっそく見ていきたいと思います!
◆沈丁花とギリシャ神話
ある日恋愛の女神エロスが弓矢で遊んでいると
アポロンが、
「子供が遊ぶ道具ではないよ」
とエロスを小馬鹿にするように言いました。
この発言にエロスは怒り、弓を手に取り2つの矢を放ちました。
- 1つ目が鉛の矢=恋を拒絶する効果
- 2つ目は金の矢=恋に落ちる効果
この鉛の矢はダフネに刺さり、2つ目の金の矢はアポロンに刺さります。
この矢の効果で、アポロンはダフネに言いより、ダフネもまた矢の効果でアポロンを拒絶しました。
すると困ったダフネは父である川の神に、
「自分の姿をアポロンにバレないように変えて!」
と頼みます。
そしてダフネは月桂樹の葉に姿を変え、アポロンはその事実を知ると嘆きました。
その後アポロンは、ダフネが姿を変えた月桂樹を冠にして被り!生涯を過ごしたとさ…
この話も不滅や不死、永遠などの由来とされています。
コト助くん
違う植物だけど似ているから、学名がダフネが入ってると言われているの!
コトハちゃん
コトハちゃん
そうだね。
でも、月桂樹と沈丁花が似ているのか?
と言われるとそこまで似ていないけど、見る人によっては似ていたのかもしれませんね。
実は、他の神話の物語も「栄光」という花言葉の由来なっているんですよ。
月桂樹とローマ神話
ローマ神話の主神ユピテルは、月桂樹を自分の木と定めていました。
このことから古代ローマでは、戦争で勝利した将軍はローマに入る際、月桂樹の枝を主神ユピテルに納める習慣ありました。
この風習から「勝利=月桂樹」となって、月桂樹は勝利のシンボルとされていますよね。
おそらくこれが沈丁花の花言葉にある「栄光」の由来だと考えられます。
なぜなら、昔の時代は戦争での勝利は軍人にとっての栄光そのもの。
つまり、月桂樹=勝利→栄光→月桂樹に似てるから沈丁花の花言葉になった。
似ている花といったら、ごぼうとアザミの花が似ているから、ごぼうの花言葉にアザミの特徴の言葉があったりします。
ごぼう(牛蒡)の花言葉「いじめないで」はとある花へのメッセージ?
沈丁花の花言葉や由来の神話を見てきましたよね。
せっかくなので次は、沈丁花の別名や和名、英語ではなんと言うのか?などを見ていきたいと思います!
沈丁花の別名や和名!英語では?
沈丁花の別名は、
- 丁子草(チョウジグサ)
- 瑞香(ズイコウ)
- 千里香(センリコウ)
- 輪丁花(リンチョウゲ)
また、沈丁花の英名は、
- Daphne odora(ダフネ・オドラ)
- Winter daphne(ウィンター・ダフネ)
となっています。
この「Daphne=女神ダフネ」と「沈丁花の花の香りが遠くでも香り=香り(odoraオドラ)」という意味が付けられた。
もう1つの英名は、開花時期が2月〜3月の冬だからですね。
また、先ほど由来で出てきた月桂樹はギリシャ語で「Daphne(ダフネ)」と言います。
やっぱり、沈丁花の葉が似ているからDaphne(ダフネ)と名前に入っていると考えられますね〜。
[cc id=”3709″ title=”まとめ前”]
ここまで沈丁花に関して色々見てきましたね!
ボリュームが多かったので、もしかするとはじめの方の内容を忘れているかもしれませんね。
最後に、簡単にまとめたので一緒におさらいしていきましょう!
まとめ
コト助くん
- 不死
- 不滅
- 永遠
- 不老長寿
- 栄光
- 歓楽
- 歓迎
- 青春の喜び
- 楽しみ
- 優しさ
- 大人しさ
- 甘美な思いで
- 信頼
- 自然美
- glory(栄光)
- immortality(不死、不滅)
- 「不死・不滅・永遠・不老長寿」の由来:沈丁花が一年中緑の葉っぱをつける常緑植物なことから来ている枯れずに葉がある=不滅、不死、永遠
いろんな意味があったけど、覚えておけば良いのは「永遠、不滅、不死」や、同じ意味ですよ。
これらが一般的ですので〜。