コト助くん
コトハちゃん
コト助くん
コトハちゃん
今やカーネーション=母の日となってますが、元々は母の日向けの花言葉ではないんですよ!
今でこそ、母の日に向いてるよう花言葉がある色もあるけど、他の色には母の日に関係ないような言葉が多い。
さて、今回は母の日にカーネーション贈る前に、色別の花言葉やその由来、なぜ母の日にカーネーションを贈るのか?などお伝えしていきます!
色によっては不吉な意味もあるので、プレゼントする際は慎重に…。
カーネーションの花言葉
さて、母の日で定番のカーネーションには、どんな花言葉が付いているのでしょうか?
まずは、カーネーション全体の花言葉からです!
カーネーション全体の花言葉は、
- 無垢で深い愛
- 純粋な愛情
- 女性の愛
- 感覚
- 感動
です。
西洋での花言葉
また西洋での花言葉は、
- fascination(魅惑、魅力)
- love(愛情)
- distinction(卓越、名声)
です。
次からは、カーネーションの色や種類別に花言葉を見ていこう!
カーネーションの色・品種別の花言葉
赤いカーネーションの花言葉
まずは、初めに代表的な色の赤いカーネーションを見ていきましょう!
赤いカーネーションの花言葉は、
- 母への愛
- 愛を感じる
- 熱烈な愛
です。
実は、赤いカーネーションの花言葉は、母の日が一般的になる前「哀れな心」となっていました。
この話に付いては、母の日とカーネーションの関係を後半でお伝えしていますので、楽しみに見に〜!
西洋での花言葉は、
- My heart aches for you(あなたに会いたくてたまらない)
- deep love(深い愛)
- admiration(敬愛、感嘆)
です。
やっぱり、赤は愛と関連してる事が多いね!
濃い赤のカーネーション
ちょっと色が濃くなるだけで、花言葉が変わるのでこちらもチェックしておきましょう!
濃い赤のカーネーションの花言葉は、
- 私の心に哀しみを
- 欲望
です。
色が濃いカーネーションの場合は、赤よりディープな花言葉になってますね〜。
色と連動していて納得です。
白いカーネーションの花言葉
次は、白いカーネーションを見ていきましょう!
白いカーネーションの花言葉は、
- 純粋な愛
- 私の愛は生きています
- 愛の拒絶
- 尊敬
です。
花の種類を問わず白い花は純粋とかの言葉が多いですね。
カーネーションの場合は、どの色も愛についてが多い印象です。
また西洋での花言葉は、
- sweet and lovely(かわいくて愛らしい)
- innocence(純潔)
- pure love(純粋な愛)
となっています。
どちらかといえば西洋の花言葉の方が、白にぴったりな感じます。
緑のカーネーションの花言葉
次は自然を感じる緑のカーネーションです。
緑のカーネーションの花言葉は、
- 癒やし
- 純粋な愛情
です。
家に観葉植物を置くと癒されると言いますが、それと同じく緑の花は癒されると感じるようですね〜。
心を癒したい時に緑色のカーネーションはオススメ!
オレンジのカーネーションの花言葉
次は、明るい色のオレンジのカーネーションを見ていきましょう!
オレンジのカーネーションの花言葉はは、
- 純粋な愛
- あなたを熱愛します
- 清らかな慕情
となっています。
ポジティブな意味合いの花言葉ばかりなので贈るのに問題はありませんが、ちょっと恋愛風味の花言葉。
ピンクのカーネーションの花言葉
次は、可愛らしい色の代表ピンクのカーネーションです!
ピンクのカーネーションの花言葉は、
- 女性の愛
- 熱愛
- 美しいしぐさ
- 上品・気品
- 感謝
- 暖かい心
です。
ピンクらしい花言葉と、赤系統の情熱を感じますね!
西洋での花言葉は、
- I’ll never forget you(あなたを決して忘れません)
- a woman’s love(女性の愛)
- a mother’s love(母の愛)
です。
ピンク色のカーネーションも素敵な意味が多いですね。
母の日に赤の代わりに贈るのもおススメ!
黄色のカーネーションの花言葉
次は、ちょっと不吉な花言葉が多い黄色いカーネーションです。
黄色いカーネーションの花言葉は、
- 軽蔑
- 軽視
- 美
- 嫉妬
- 愛情の揺らぎ
- 友情
です。
ちょっと不吉というか、悪い意味の言葉が見られますね。
西洋での花言葉は、
- You have disappointed me(あなたには失望しました)
- rejection(拒絶、拒否)
- disdain(軽蔑)
です。
黄色いカーネーションの花言葉に不吉な意味があるのは、他の種類の黄色い花にも不吉な意味が多いのが由来でしょう。
「黄色い花=不吉」
というイメージがあるようですね。
紫のカーネーションの花言葉
次は、不思議な魅力がある紫のカーネーションを見ていきますね〜。
紫のカーネーション花言葉は、
- 誇り
- 気品
- 移り気
- 気まぐれ
です。
また、西洋にも花言葉もあります。
西洋での花言葉は、
- capriciousness(気まぐれなこと)
- changeable(変わりやすい)
です。
紫らしい不思議な感じの花言葉ですね。
青いカーネーションの花言葉(ムーンダスト)
青いカーネーション(ムーンダスト)
- 永遠の幸福
です。
実は、この青いカーネーション「通称ムーンダスト」は、サントリーとフロリジン社が共同開発して生まれた、世界で最初の青いカーネーション。
青色はどの花でも開発が困難なので、すごい花言葉が付いているのでしょうね。
虹色カーネーションの花言葉
虹色カーネーションの花言葉は、
- 感謝
です。
珍しい色ですね〜。
まだら模様や複色のカーネーションの花言葉
次は、複数の色が入ってるカーネーションです!
複色のカーネーションの花言葉は、
- 愛の拒絶
- 私はあなたの奴隷になる
です。
んー、良い意味の言葉ではありません。
色が混ざっている事で色同士がせめぎ合っているように見えて、良い意味の言葉が付いてないのかもしれないですね〜。
でも、この花言葉の由来は定かでないようです。
ただ、花びらの大半を占める色の花言葉として贈ることもあるようですよ!
スプレーカーネーションの花言葉
コトハちゃん
スプレーカーネーションの花言葉は、
- 純粋な愛情
- あなたを熱愛します
- 清らかな慕情
- 情熱
- 熱烈な愛情
- 熱心
- 感動
- 集団美
- 素朴
です。
この品種はカーネーションを大きく分類した内の1つ。
茎が枝分かれした先に花を咲かせるのが特徴で、多くは八重咲きの花です。
ただ、中には一重咲きもあります。
さて、ここまでカーネーション花言葉を見てきました。
でも、そもそも何で母の日にカーネーションを、贈るようになったのかご存知でしょうか?
せっかくなので次は、カーネーションと母の日の関係を見ていきましょう!
カーネーションの花言葉は母の日だけ変わる?
今となっては、母の日に贈る花はカーネーションが一般的です。
さて、先ほど赤いカーネーションの花言葉で「母親への愛」は、母の日が普及してから付けられたと言われています。とお伝えしました。
でも、そもそもカーネーションが贈られるようになったでしょうか。
これにはいくつかの母親と子供との逸話が関係しています。
◆カーネーションと聖母マリア
まず知っておきたいのが、カーネーションが「母性愛」を象徴する花だという事です。
これは十字架に磔刑にされているキリストを見た、聖母マリアはその時涙を流しました。
その涙から誕生した花だ。という逸話がある。
また、白いカーネーションは磔られる前のキリストとマリア、赤いカーネーションは血を流してキリストと復活したキリストを表すそうです。
とかの話が元になって、カーネーションは母性愛を象徴する花になりました。
また、この話を知ってか知らずか、ある少女が母親に贈った事が、母の日=カーネーションになった由来だと言われています。
では、次の話を見ていきましょう!
◆子供が贈ったカーネーション
ミセス・ジャービスという女性が亡くなりました。1905年5月9日に彼女の追悼式を教会で行うことになります。
この時に、ジャービスの娘アンナが、
「母親が好きだった花だから」と白いカーネーションを配った事が母の日の始まりだと言われています。
また、その追悼式でアンナは、
- 母親が生きている人は赤いカーネーション
- 母親が亡くなっている人は白いカーネーション
を胸につけるように提案しました。
つまり、これが赤いカーネーションにのみ「母への愛」という花言葉になった理由。
なので、母の日にプレゼントするなら、他の色より赤いカーネーションが、一番良いのかもしれません。
カーネーションの花言葉や由来、母の日との関係などたくさん見てきました。
でも、そもそもカーネーションってどういう花か知ってますかー?
コト助くん
そもそもカーネーションってどんな花?
カーネーションは、ナデシコ科の代表的な花でし、多年草(長い期間開花する)です。
- 属名は、ダイアンサス(Dianthus)
- 英語では、carnationと言います。
- 学名は、Dianthus caryophyllus
- 原産地は、南ヨーロッパや西アジアの地中沿岸あたり。
この花は古くから存在して、古代ギリシャ時代にはあったとされています。
私たちが住む日本にやって来たのは、江戸時代初期、まだ日本が鎖国していた頃。
唯一の貿易国のオランダから伝わり、昭和初期まで「オランダ石竹(せきちく)」と呼ばれていたそうですよ。
また、カーネーションは食用としても使われていて、香料や飲み物に風味をつけるときなどに使われていました。
カーネーションの名前の由来
カーネーション(carnation)の名前の由来には様々な説があります。
カーネーションが肉の色に似ていることかな由来という説。ちなみに肉はラテン語の「carn」と言います。
もう一つの説は、冠の英語「corona」が由来とされていて、カーネーションが王冠に似ていることからだとか。
◆カーネーションとローマ神話
ローマにソニクスという美しい娘が暮らしていました。彼女はカーネーションの冠作りの名人で、太陽神アポロの祭壇も美しく飾っていました。
しかし、ある晩、ソニクスを妬んだ者たちに彼女は殺されてしまいます。
太陽神アポロは彼女の生前の行ないに感謝し、そのお礼としてソニクスをカーネーションに変えて、手厚く弔ったといいます。
カーネーションの属名(dianthus)は「神の花」を意味し、この神話に由来するといわれます。
まとめ
コト助くん
- 無垢で深い愛
- 純粋な愛情
- 女性の愛
- 感覚
- 感動
- fascination(魅惑、魅力)
- love(愛情)
- distinction(卓越、名声)
- 赤いカーネーションの花言葉「母への愛」「愛を感じる」「熱烈な愛」My heart aches for you(あなたに会いたくてたまらない)deep love(深い愛)admiration(敬愛、感嘆)
- 濃い赤のカーネーション「私の心に哀しみを」「欲望」
- 白いカーネーションの花言葉「純粋な愛」「私の愛は生きています」「愛の拒絶」「尊敬」sweet and lovely(かわいくて愛らしい)innocence(純潔)pure love(純粋な愛)
- 緑のカーネーショ「癒やし」「純粋な愛情」
- オレンジのカーネーションの花言葉「純粋な愛」「あなたを熱愛します」「清らかな慕情」
- ピンクのカーネーションの花言葉「女性の愛」「熱愛」「美しいしぐさ」「上品・気品」「感謝」「暖かい心」I’ll never forget you(あなたを決して忘れません)a woman’s love(女性の愛)a mother’s love(母の愛)
- 黄色のカーネーションの花言葉「軽蔑」「軽視」「美」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」You have disappointed me(あなたには失望しました)rejection(拒絶、拒否)disdain(軽蔑)
- 紫のカーネーションの花言葉「誇り」「気品」「移り気」「気まぐれ」capriciousness(気まぐれなこと)changeable(変わりやすい)
- 青いカーネーションの花言葉(ムーンダスト)「永遠の幸福」
- 虹色カーネーションの花言葉「感謝」
- まだら模様や複色のカーネーションの花言葉「愛の拒絶」「私はあなたの奴隷になる」
- スプレーカーネーションの花言葉「純粋な愛情」「あなたを熱愛します」「清らかな慕情」「情熱」「熱烈な愛情」「熱心」「感動」「集団美」素朴
カーネーションの花言葉を見てきましたが、どうでしたかー?
母の日にカーネーションを贈る時に、参考にしていただければ幸いです。
何か好き花言葉がある色を選んで見るのも面白いですよ!