沈丁花の花言葉の由来は?
まず、紹介する花言葉の由来は、「不死」「不滅」「永遠」の3つです。
これは沈丁花の特徴である、一年中緑の葉っぱをつける常緑植物なことが由来です。
つまり、
「枯れずに葉がある=不滅、不死、永遠」
となりますね。
また、これと同じ意味の「不老不死、不老長寿」なども、これと同じと考えて良さそうですよ。
こうやって花に付いた花言葉の由来を知ると確かに、植物の特徴に通じる部分があります。
この意味や由来から考えると、両親にプレゼントするのにはオススメかもしれませんね。
では、次にもう1つの由来を紹介見ていきますね〜。
沈丁花は学名で「Daphne odora(ダフネ オドラ)」と言います。
この名前の「ダフネ Daphne」は、ギリシャ神話に出てくる女神ダフネの事なんですよ。
実は、このダフネとアポロンという神々のある物語も、沈丁花の花言葉には大きく関係しています。
では、どんな話なのかさっそく見ていきたいと思います!
◆沈丁花とギリシャ神話
ある日恋愛の女神エロスが弓矢で遊んでいると
アポロンが、
「子供が遊ぶ道具ではないよ」
とエロスを小馬鹿にするように言いました。
この発言にエロスは怒り、弓を手に取り2つの矢を放ちました。
- 1つ目が鉛の矢=恋を拒絶する効果
- 2つ目は金の矢=恋に落ちる効果
この鉛の矢はダフネに刺さり、2つ目の金の矢はアポロンに刺さります。
この矢の効果で、アポロンはダフネに言いより、ダフネもまた矢の効果でアポロンを拒絶しました。
すると困ったダフネは父である川の神に、
「自分の姿をアポロンにバレないように変えて!」
と頼みます。
そしてダフネは月桂樹の葉に姿を変え、アポロンはその事実を知ると嘆きました。
その後アポロンは、ダフネが姿を変えた月桂樹を冠にして被り!生涯を過ごしたとさ…
この話も不滅や不死、永遠などの由来とされています。
コト助くん
違う植物だけど似ているから、学名がダフネが入ってると言われているの!
コトハちゃん
コトハちゃん
そうだね。
でも、月桂樹と沈丁花が似ているのか?
と言われるとそこまで似ていないけど、見る人によっては似ていたのかもしれませんね。
実は、他の神話の物語も「栄光」という花言葉の由来なっているんですよ。
月桂樹とローマ神話
ローマ神話の主神ユピテルは、月桂樹を自分の木と定めていました。
このことから古代ローマでは、戦争で勝利した将軍はローマに入る際、月桂樹の枝を主神ユピテルに納める習慣ありました。
この風習から「勝利=月桂樹」となって、月桂樹は勝利のシンボルとされていますよね。
おそらくこれが沈丁花の花言葉にある「栄光」の由来だと考えられます。
なぜなら、昔の時代は戦争での勝利は軍人にとっての栄光そのもの。
つまり、月桂樹=勝利→栄光→月桂樹に似てるから沈丁花の花言葉になった。
似ている花といったら、ごぼうとアザミの花が似ているから、ごぼうの花言葉にアザミの特徴の言葉があったりします。
ごぼう(牛蒡)の花言葉「いじめないで」はとある花へのメッセージ?
沈丁花の花言葉や由来の神話を見てきましたよね。
せっかくなので次は、沈丁花の別名や和名、英語ではなんと言うのか?などを見ていきたいと思います!
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