コト助くん
コトハちゃん
コト助くん
コトハちゃん
コトハちゃんが言っていた通りクロユリの花言葉って、めちゃくちゃ怖い意味なんですよ。
その由来は、ちょっとした勘違いから始まった、とある戦国大名の悲劇が元になっています。
また、黒百合の花言葉は全部が怖いわけでなく、半分は良い意味なんですよ。
その良い意味にも、ちょっと初々しい逸話が元になっているのも注目!!
というわけで今回は、黒百合の花言葉と、その由来となった2つの伝説をお伝えしていきます!
黒百合(クロユリ)の花言葉は怖い!
では、さっそく黒百合の花言葉を見ていきましょう!
クロユリの花言葉は、
- 恋
- 愛
- 呪い
- 復讐
です。
どうでしょうか。
「恋や愛」と言った、幸せな言葉と真逆「呪い・復讐」って言葉がめちゃくちゃ怖いですよね。
この文字だけ見てると昼ドラが思い浮かびます。
以前紹介した「ユリの花言葉」には、こんな可愛い花言葉はなかったんですけどね。
クロユリ以外にも付けられている怖い花言葉が気になった方は、以下のまとめ記事をチェックしてみてください。
コト助くん
コトハちゃん
実は、クロユリって百合とはちょっと違う種類なんですよ。
見た目は黒いユリと思ってる方が多いけど、
- ユリはユリ科のユリ属
- クロユリはユリ科バイモ属
と百合とクロユリって別属になってけど、ユリ科までは一緒なんですけどね。
さて、黒百合は「愛・恋」「呪い・復讐」と良い意味、怖い意味の真逆の花言葉でしたね。
でも、なぜこのような言葉が付けられたんでしょうか?
実は、この黒百合の花言葉にはそれぞれある伝説が由来だと言われています。
コトハちゃん
黒百合の花言葉の由来
黒百合の恋や愛の花言葉の由来は、
- アイヌの恋物語
- 呪いの花伝説
の2つがあります。
タイトルから分かる通り、アイヌの恋物語が「恋・愛」の由来で、呪いの花伝説が「呪い・復讐」の元と言われる伝説です。
まずは「恋・愛」の由来になった、アイヌの恋物語を見ていきましょう!
コトハちゃん
クロユリの花言葉「愛・恋の物語」
◆アイヌの恋の花物語
アイヌ民族には自分が好意を抱いている相手に、気持ちをこめたクロユリを誰にもバレないように、好きな人の近くにそっと置くというのがありました。
これを置いた人が誰だか分からず、相手がそのクロユリを手に取れば恋が叶うと言うお話。
小学校のころにあった、消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ると恋が叶う、みたいなものとい一緒な感じでしょう。
どうでしょうか?
ちょっと初々しい感じの話が花言葉の由来になっていたんです。
学生時代はこういう、まじないや占いに頼って勇気を出すという人が結構多いので、意外と共感が持てる人が多いんじゃないでしょうか。
さて、もう一つの花言葉「復讐・呪い」という意味は、どのよう伝説が由来になっているんでしょうか?
実は、これはちょっとした勘違いから始まった悲しい話です。
コト助くん
クロユリの花言葉「呪いの伝説」
◆呪いの花の伝説
1536年-1588年に実在した、佐々成政(さっさ なりまさ)という大名ががとある勘違いをしてしまったんですよ。
その勘違いは何か?
それは妻の浮気。愛する妻である早百合(さゆり)が妊娠して、側室であった為周りの嫉妬買ったのか
「おなかの中の子供は浮気相手の子」
という噂が流れてしまします。
それに怒った成政が早百合を殺して、早百合の一族まで殺害したと言われています。その時、早百合が死の間際に、
コトハちゃん
しばらくすると、成政は当時の最大勢力「秀吉」に取り入ろうと、秀吉の妻「ねね」にクロユリを送ったといいます。
珍しいと思ったねねは、淀の君に自慢しました。
しかし、事前にこの話題を知っていた淀の君は、より立派なクロユリを取り寄せました。
コト助くん
そして、当然ねねは恥をかいてしましいますよね。
こうして、恥をかかされた事をムカついたねねが関係したか分かっていないが、佐々成政はお家断絶となったそうです。
この出来事がきっかけで、クロユリは人を不仲にしたり家を滅ぼす呪いの花となったといいます。
勘違いから始まった悲しくて怖い話でしたね。
何事も怒りに任せてそのときに感情で動いてしまうのは考え物です。
今は、フライデーなどがあるから大名の奥さんが浮気してたらすぐに、雑誌に載っていたんでしょうね。
まとめ
コトハちゃん
- 恋
- 愛
- 呪い
- 復讐
- アイヌの恋物語:アイヌ民族には自分が好意を抱いている相手に、気持ちをこめたクロユリを誰にもバレないように、好きな人の近くにそっと置くというのがありました。
これを置いた人が誰だか分からず、相手がそのクロユリを手に取れば恋が叶うと言うお話。 - 呪いの花伝説:佐々成政が浮気をしていると勘違いして妻殺害してしまう。
そのとき妻の早百合に「立山に黒百合の花が咲いたら、佐々家は滅亡する」と呪をかけられ、その後クロユリが原因で「秀吉」の妻「ネネ」の恨みをかい、お家断絶になりました。この出来事からクロユリはのろいなどの怖い意味になった。
クロユリの花言葉や由来は、いかがでしたか?
百合と違って怖い意味があったけど、「恋・愛」は素敵な由来でしたよね。
まぁ、実際にクロユリを自分の近くに置かれていたら、ちょっと怖いって思ってしまうのは内緒です。