コト助くん
コトハちゃん
コト助くん
コトハちゃん
没頭の会話の中にあった通り、紫苑には少し儚さのある花言葉がつけられています。
どうして、そのような花言葉がつけられているのか?
それは由来を知ると納得できると思うので、その辺りも覚えていって下さい!
というわけで今回は、紫苑(シオン)の花言葉と由来をまとめているので、一緒に見ていきましょう!
紫苑(シオン)の花言葉の
さて、さっそく紫苑に付けられた3つの花言葉を見ていきましょう!
シオンの花言葉は、
- 追憶
- 君を忘れない
- 遠方にある人を思う
です。
※追憶:過去の事を思い出して、しのぶこと。
シオンの花言葉はどうでしょうか?
あなたも、儚さや寂しさを思わせる言葉が多いと思いましたよね。
では、なぜこんな花言葉がつけられたのかは、後半で紹介している「シオンの花言葉の由来」を合わせてチェックしていって下さい!
また、花言葉自体が西洋の文化なので、海外で用いられる英語での花言葉もあるんですよ。
日本の花言葉とは、少し違った印象があるので面白いですよ。
英語での花言葉
英語での花言葉は、
- patience(忍耐)
- daintiness(優美、繊細)
- symbol of love(愛の象徴)
です。
どうでしょうか。
日本で知られているシオンの花言葉とは、また違った印象の言葉が使われていますよね!
あなたはどちらが好みでしたか?
コト助くん
コトハちゃん
さて、ここまで紫苑の花言葉を見てきましたが、どうしてその言葉が使われているのか?
由来が気になりますよね!
なので次は、紫苑の花言葉の由来を一緒に見ていきましょう!
紫苑(シオン)の花言葉の由来
先ほど紹介した花言葉の中に、『追憶』と『君を忘れない』の二つがありましたよね?
実は、この2つの花言葉の由来は、今昔物語集にある「親の死を悼む兄弟の物語」とされているんですよ。
では、どんな物語なのかさっそく見ていきましょう!
あるところに、親を亡くした兄弟がいました。
その兄弟は親を亡くして以降、墓参りを欠かしたことがありません。
しかし、兄は仕事が忙しくなったことを理由に、カンゾウを墓の前に植えたので、それほど墓参りは行かなくていいだろうと思い、次第に兄が墓参りに行く回数は少なくなっていきます。
その反対に弟は墓前にシオンを植えて、雨の日でも欠かすことなく父の墓参りをつづけました。
このことを知った鬼は、墓参りを続けた健気な弟のほうに予知能力を与え、その予知能力を得たお陰で、弟は生涯幸せに過ごせましたとさ…。
という話です。
この弟の父への思いから「追悼」、「君を忘れない」という花言葉になったのでしょう。
「遠方にある人を思う」という花言葉は天国にいる父親のことを指しています。
こちらもこの物語が由来する花言葉です。
また、この話から紫苑はオニノシコグサ、オモイグサという別名がつけられました。
花名の由来
紫苑の属名・学名「Aster(アスター)」(日本語ではシオン属という)は、ギリシア語の「aster(星)」を語源とされ、この花が星のように放射状に伸びる花びらの姿に由来しているんです。
なお、「紫苑」という名前は、この花の薄紫色を指す色の名前としても使われています。
まとめ
コトハちゃん
- 追憶
- 君を忘れない
- 遠方にある人を思う
- patience(忍耐)
- daintiness(優美、繊細)
- symbol of love(愛の象徴)
ここまで見てきた紫苑の花言葉の中に、あなたが気に入った花言葉はありましたか?
もし、紫苑を見かけることがあったら、今日ご紹介した言葉を思い出してみてくださいね!