梅の花言葉の由来になった伝説とは?
梅の花言葉の由来はどのようなものがあるのでしょうか。
やはり見た目がキレイなので、言葉のほとんどが見た目から付いたものが多いんですよ。
コト助くん
じゃあ、偉人が関係してるって何のことなの?
それは梅の花言葉の中にあった、「忠誠」という花言葉の由来に関係しているのが、菅原道真(すがわらのみちざね)なんですよ!
この人物は、歴史の教科書で見たことがありますよね。
「では、どういう由来なのか?」
これは梅と菅原道真のちょっと切ない話から来ています。
この話は歴史の勉強にもなるので、是非とも覚えて言ってください!
では、一体どういった伝説が由来なのでしょうか。
◆梅と菅原道真の伝説
菅原道真は、庭の木々を大切に育てていました。
しかし、ある時濡れ衣を着せられてしまい、京都→太宰府に送られてしまう。
この時道真は、大切に育てた木々との別れを悲しみました。中でも梅との別れを悲しみを以下の様な歌にしました。
「春の風が吹く時、私がいる太宰府にお前(梅)の香りを届けてくれ。
私がいなくなって、悲しくなったからといって、春を忘れてはいけないよ。」
とこの様な内容の歌を読みました。これから追放されるって時に、梅を思い温かい言葉を詠うってすごいですよね。
人として見習いたいところです。
しかし、庭に植えられていた梅と松が自らの主人を追いかけ、空に飛び上がり太宰府に向かおうとした言うのです。でも、松は残念ながら大阪と兵庫付近に落ちてしまい、そこに根をつけました。
逆に、梅の木は道真がいる太宰府まで見事たどり着いて、また一緒に居られるようになったとさ。
そして、この話が元となり梅の花言葉に忠誠という花言葉が付けられた。
実は、梅の花は太宰府天満宮の家紋にもなっていて、この話はそれくらい重要な言い伝えなんですよ。
なんかすごい伝説が、花言葉の由来になっているのが驚きですよね!
特に、梅と松の木が空に向かってたら上がるところがビックリで、当時の木は元気だったのでしょうか。
まとめ
コトハちゃん
- 高潔
- 忠誠
- 優雅
- 高貴
- 忍耐
- 絢爛
- 気品
- 厳かな美しさ
- 自立・独立
- 澄んだ心
- Keep your promise(約束を守る)
- fidelity(忠実)
- beauty and longevity(美と長寿)
- 赤い梅の花言葉「忠誠」「優雅」「優美」
- 白い梅の花言葉「気品」「厳かな美(おごそかな美)」「薫り」
- ピンクの梅の花言葉「清らかな」
- 由来:梅と菅原道真の悲しくも心温まる話が元になってました
- 簡単にまとめると、「主人と離れ離れになるのが嫌な、梅が菅原道真のいる場所まで、空を飛んで来たということでしたよね。」これが「忠誠」の由来になった
素敵な言葉が多かったので、梅の花を見に行く前に覚えておきたい知識ですね。
コトハちゃん