1.黒百合(クロユリ)

クロユリ
黒百合といえば、ホラー映画の「クロユリ団地」という作品に名前が用いられていますよね。
つまり、不吉で怖い印象がある花。
さて、そんな黒百合にはどんな怖い花言葉が付いているのか、さっそくチェックしていきましょう!
クロユリの花言葉で怖いのは、
- 呪い
- 復讐
の2つの言葉です。
この花言葉を知ってから、花を見ると赤黒い色をしているので、血と連想して怖く感じたんじゃ無いでしょうか。
でも、なんでこんな花言葉になったのか?
これは「実在した武将のとある伝説」が由来だったりするんですよ。
◆由来となった伝説
佐々成政という武将には、小百合姫という側室がいました。
ある日、小百合姫が懐妊(妊娠)していることがわかりました。しかし、それに嫉妬した正室達が「とある噂」を流します。
それは、お腹の子は浮気相手の子という噂が流れたんですよ。それに怒った佐々成政は、小百合姫を処刑してその一族まで投獄して殺してしまいました。
でも、この話はこれで終わりでなく小百合姫は死の直前「黒百合の花が開くとき、佐々家は滅ぶだろう」と呪いをかけたと言います。
その後、実際に佐々家は御家断絶(おいえだんぜつ)になった...。
このような話から、黒百合の花言葉は「呪い・復讐」という言葉になった、と言われています。
さて、上述のクロユリの花言葉は怖いものでしたよね。
コト助くん
コトハちゃん
2.ロベリア
ロベリアの花言葉で怖いのは、
- 悪意
です。
直接的に怖い花言葉ですね〜。
この言葉が付いているのは、ロベリアという花の特徴から「悪意」という花言葉になったんです。
そのロベリアの特徴は「毒性」があるから。
たしかに、花は綺麗だから油断するけど毒があるのって、悪意を感じてしまいますよね!
3.百合(ゆり)

白いユリ
綺麗な人を「百合のような人」と例えることもおり、花自体も素敵な印象がありますよね?
でも、黒百合とは違って他にも怖い花言葉があります。
百合の花言葉で怖いのは、
- オレンジ色の百合…憎悪
- 黄色の百合…偽り
です。
どうでしょうか。
オレンジ・黄色の百合の花言葉には、こんな怖い花言葉が含まれているんですよー。
コト助くん
コトハちゃん
4.オキナグサ
オキナグサの花言葉には「清純な心、告げられぬ恋」があって、基本的には素敵な印象なんですよ。
でも、ここで紹介するのはこの2つとは「真逆」の言葉です。
オキナグサの怖い花言葉は、
- 裏切りの恋
です。
どうでしょうか。
先ほどの言葉と真逆で、ちょっと怖い花言葉になっていますよね!
◆花言葉の由来
オキナグサが俯いて咲くことから、恥ずかしがりな乙女という印象を「告げられぬ恋、清純な乙女」となりました。
しかし、同じ由来から「裏切りの恋」という花言葉も生まれています。
初めは、俯いて咲くオキナグサだけど、花の盛りが過ぎると上向きに変わることが由来と言われています。
んー、何が裏切りなのか分かり難いけど、「花の印象が変わる」ことが、イメージを裏切るとなったのかも知れませんね。
5.アザミ
アザミの花言葉で怖いのは、
- 触れないで
- 報復
です。
アザミって花は、棘があるので「触らないで」という花言葉になっているんです。
また、もう1つの花言葉は、「アザミを摘もうとした人への報復として棘を刺す」と言いたいのでしょう。
この由来を知ると、報復がリアルに起こり得る事なので、めちゃくちゃ怖いですね。
アザミは摘まないようにしよう!
6.マリーゴールド

マリーゴールド
マリーゴールドの怖い花言葉は、
- 嫉妬
- 絶望
- 悲嘆(ひたん)
です。
この花言葉を、全部たすとめちゃくちゃ怖いですね。
「嫉妬して絶望、そして悲しみ嘆く」
「一体この人に何が起きたの?」
ってなるくらい、ネガティブな花言葉になります。
コト助くん
コトハちゃん
マリーゴールドには、先ほど紹介した3つの怖い花言葉以外にも10個の言葉がつけられているので、気になった方はチェックしてみてください。

7.睡蓮(スイレン)

白い睡蓮の花
睡蓮の花言葉で怖いのは、
- 滅亡
- 冷淡…同情や熱意がない様。
です。
この睡蓮の怖い花言葉には、ギリシャ神話が大きく関係しています。
簡単に言うと、
ヘラクレスに捨てられたニンフは、自分のことを惨めに思い、湖に身を投げてしまいます。
その後、ニンフは水辺の妖精に姿を変えます。
その日から、睡蓮を摘もうとした人を、睡蓮に身を変えて湖に引きずり込んでいた。
以上の物語がスイレンに怖い花言葉がつけられたといわれている神話。
8.マンサク
このマンサクという花の花言葉には、少しファンタジーな言葉が付けられまいますよ。
マンサクの花言葉で怖いのは、
- 呪文
- 魔力
- 霊感
です。
どうでしょうか。
ハリーポッターの映画と、関係ありそうな花言葉が付いていますよね。
まぁ、「怖いか?」と言われるとあんまりです。でも、呪文や霊感は言葉だけ見ると、なんか不吉じゃないですか?
◆花言葉の由来
この花言葉は、東北地方やアメリカの先住民の間で、占いの道具として使われていた事が由来。
9.ハナズオウ
ハナズオウの花言葉の特徴は、「信じられない」という意味合いのものが多いんですよ。
ハナズオウの怖い花言葉は、
- 裏切り
- 裏切りのもたらす死
- 不信
- 疑惑
です。
ハナズオウの花言葉は、どれも相手への疑念を感じさせる言葉になっていますよね。
これには、キリストの話から来ているんですよ。
◆花言葉の由来
12使徒の一人ユダがキリストを裏切ったことを悔いて、セイヨウハナズオウの前で命を絶ちました。
この出来事から、上述の花言葉になったとされています。
欧米ではこの話にちなんで、セイヨウハナズオウのことを「ユダの木」という別名が付けられていたりします。
コト助くん
コトハちゃん
コト助くん

10.月桂樹(ゲッケイジュ)
月桂樹には、「花と葉」で別々の花言葉が付いています。
また、「葉だったら花言葉なの?」という疑問は無しでお願いします!笑
月桂樹の怖い花言葉は、
- 葉…私は死ぬまで変わりません
- 花…裏切り
です。
月桂樹の葉っぱの花言葉に関しては、言葉だけ見ると怖いですが、実は全然怖くないんですよ。
由来は、「アポロンが永遠の愛の証として、ずっと身につけていた事」が由来。
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